48歳既婚男性銀行員の愛人への想い

学生結婚した妻との夫婦生活がぎくしゃくし始めてから、何年が経っていただろうか。

大学卒業後、大手銀行に就職し、今日まで必死で競争社会を生き残ってきた私は、表面的には、閑静な住宅街の瀟洒な一軒家で、気立ての良い妻と進学校に通う一人娘との幸福な生活を送っているように見えただろうが、内情は妻との微妙な夫婦関係や住宅ローン、子供の隠れた非行等々、色々な悩みを抱えていた。

そんな心配事を一流銀行のお堅い同僚に相談する訳にもいかず、一人悶々とした日々を送っていた或る日、将棋好きの飲み仲間からメールが届いた。

どうせ先日行われたタイトル戦の感想でも長々と聞かされるのだろうと思ったが、その日の仲間の話は違っていた。出会い系サイトで出会った女性と、愛人関係にまでその関係を発展させているという自慢話だった。

いつもなら、出会い系と聞いただけで訝しく感じ笑い飛ばす性質の私であったが、個人的な悩みを何とか解消したいと思っていたのだろう、その日は愛人という言葉に敏感に反応してしまった。

早速、将棋仲間にそのサイトのURLを教えて貰い、帰宅してから、妻や娘には内緒でそのサイトにアクセスし、登録してみた。

届いた数あるメールの中から、自分の好みに合ったプロフィールが記されてあった何人かの女性に返信したところ、半日も経たないうちに、その中の一人から写メ付メールが送られてきた。上品で奥床しい感じのする30代前半の熟女からのものだった。

それからメールで、愛人なるものになって欲しいということも含めて、実に色々なことを語り合った。

初めてのメール交換から2カ月が過ぎた土曜日の爽やかな午後、繁華街の片隅にある喫茶店で合う約束をした。

約束の日、妻以外の女性との久し振りの待ち合わせに緊張していた私は、古き良き時代を彷彿とさせる喫茶店に一足先に到着してしまい、仕方なく奥まった場所にある壁際のテーブルに腰を降ろし、一杯のモカブレンドを注文して、彼女の到着を待った。

5分が過ぎようとした頃、肩まで伸びた黒髪を靡かせながら、黒の洒落たサングラスを掛けた痩身な彼女が、体の線を強調するような白色のワンピースを着て現れた。その途端、お店の雰囲気が一変したように感じた。居合わせたお客の皆が目を遣るほど、彼女には存在感があったのだ。

急いで一杯の珈琲を飲み干すと、彼女の手を引いて、やや強引ながらもホテル街に向かっていった。

その日以来、この妖艶な熟女との秘密の愛人関係が続いている。

43歳既婚男性会社員の愛人への想い

43歳男性、民間企業で働くサラリーマンです。
私には33歳の愛人がいます。
彼女と社内の違う部署で、会社全体の食事会を境に急に深い仲になりました。
容姿もなかなかで、他の男性が放っておかないようないい女でした。
だから私に気があるなんて思いもしませんでした。
しかし、社内で会う度に『私、愛人募集してますので…』などと意味深なことを何度か言われたので、薄々感づいてはいましたが…。
しかしいくら向こうがオッケーだからと言って妻子を持つ私から手を出すわけには行きませんでした。
私は愛人募集していはいませんでしたから。
しかし決定打は数年前の会社の忘年会。一緒に飲み、二次会を抜け出しお酒の勢いに任せてホテルへ行き…という流れでした。
なので会社の同僚の間では暗黙の了解となっています。
会社の中では、近しい人は皆私達のことを知っているので問題はないのですが、私には家庭もあります。
家族は妻と娘2人の4人暮らしで、4LDKのマンションに暮らしています。
妻との関係は良好で特に問題ありません。

愛人と家庭、両方上手くやっていました。
ところが先日、会社の彼女の方から愛人契約の話を持ちかけられました。
なんと、
『お小遣いをくれないか?』
という交渉をして来たのです。
私は吃驚しましたが、確かに今のままの関係では彼女には全くメリットがありません。
なので、彼女が一人暮らしをしている賃貸マンションの家賃6万5千円を私が支払うことにしました。
その代わり、こちらも家に自由に入らせてくれという条件を付けて。
彼女は喜んで受け入れ、愛人契約はすんなり締結されました。
それ以来、私と愛人の仲は今まで以上に良好でとても充実しています。
しかし良かったなと思うのは、たまたま会社の給料が高くて助かった、ということです。
私は今、43歳で課長職。
手取りが50万円ほどあります。
これが無かったら私は愛人を失っていたかもしれません。
金と女。
切っても切れない関係だな…と改めて考えさせられた一件でした。